CATEGORY 自由詩

写真から連想するイメージに言葉をのせてご紹介。揺れ動きやすい心に、すこしの静寂と安定感をもたらす考え方のヒントになるように。果てのメディアの亀口美穂が言葉をつむぐ自由詩。

  • 2021.05.07

はじまる言葉

はじまる言葉 広い場所に心を向けて。 いまにいながら、旅をする。 かたちを持たないイメージは、 泡のように消えていくけれど。 わたしがそれを「ア」と名づければ、 いのちみたいに始まっていく。

  • 2021.04.14

本当のことはひとつだけ

本当のことはひとつだけ うつむくと色鮮やかな世界! 花も、風も、祝福するみたいに。 ひとりぼっちの足元には、 色とりどりの無数のいのち。 変わらなくても良いし、 変わっても良いから。 地中深くに根を張 […]

  • 2021.04.14

こうやっていま、存在してる

こうやっていま、存在してる 作ったわけではなかったけれど、 作ったようにも見えてしまう。 自然のままでいることが 無頓着でいることならば、 作ったように見えることは、 作ろうという、誰かな意志があった […]

  • 2021.04.14

きっと、もう傷つきたくなかった

きっと、もう傷付きたくはなかった ここから遠く、存在が小さくなるまで。 離れてしまえば、無感動で 離れてしまえば、気配さえもなかった。 静寂の世界で、誰にもじゃまされず 心を動かすこともない。 きっと […]

  • 2021.04.06

太陽のことを気にしていた

沈む太陽に 太陽のことを 気にしていたから、 遠くばかり眺めていた。 足元には、長い影。 透明な光は もうすぐ沈んで みえなくなる。 車の音と、誰かの笑い声が ここにも響いて。 帰る場所をもういちど確 […]

知りたいのは、誰のため?

  知りたいのは、誰のため? ずっと探しているように見えて、 本当は、あきらめていたのかもしれない。 誰かと分かち合うことができると。 かんちがいばかり。 見つけようとしたのは、誰かのため? […]