太陽のことを気にしていた

太陽のことを気にしていた

沈む太陽に

太陽のことを
気にしていたから、
遠くばかり眺めていた。
足元には、長い影。
透明な光は
もうすぐ沈んで
みえなくなる。
車の音と、誰かの笑い声が
ここにも響いて。
帰る場所をもういちど確かめるように、
沈む太陽に手を振った。

(photo by @chimyimy)