小さな意志と呼吸の音。森のキノコ写真家イノウエヤスコの世界

小さな意志と呼吸の音。森のキノコ写真家イノウエヤスコの世界

引用元:Instagram(@yakkoinoue)

体を連れて体験へ

目だけではない。知識だけではない。

それに触れて、温度を感じて、
呼吸や気配をまるごと体験してみたい。

スマホの画面をスクロールしながら、
ふと目に止まったイノウエヤスコさんの写真には、
湿度や気配、呼吸の音まで聞こえてくるような、
不思議な世界が広がっていました。
今回の「SNS漂流記」では、インスタグラムで見つけた
キノコ写真家イノウエヤスコさんの投稿からご紹介します。

引用元:Instagram(@yakkoinoue)

キノコって、生きているんだ。
そこに小さな意志が宿っているんだ。
いつか、その森に行ってみたいな。

体は部屋の中にありながら、
キノコとはかけ離れた世界に暮らすわたしにも
そんな気持ちを起こしてくれた。
イノウエヤスコさんが撮影するキノコの世界。

引用元:Instagram(@yakkoinoue)

「誰にも気づかれず、通り過ぎてしまうような
小さなキノコが、実はよくよく見ると
本当に愛らしいんですよ。
ファインダー越しに見ると、足元の小さな世界に
誰も見たことのないような絶景が広がっていて」。

通り過ぎることもたくさんあるけれど、
気がつくことで、世界は広がっていく。

歴史は気づくことでできている

「気ずいたこと」のおかげで
いまのわたしの歴史がここにあるのだとすれば、
ちゃんと気づけるように、
時々は、ふりかえったり整理しながら
心のなかに空白をのこしておきたい。

イノウエヤスコさんが
大好きなキノコは『一夜茸(ひとよだけ)』。

「ほぼ一晩で傘がポタポタとまるで黒いインクをたらすように
溶けてなくなってしまう、儚いキノコなんです」。

引用元:Instagram(@yakkoinoue)

いつかなくなってしまうことを考えると、
いつも儚い気持ちがやってくるけど、
雲も、風も、自然のものはすべて
同じじゃない。いつかなくなってしまうから、
できるだけ気づける自分でいたいなぁと、
そんなこともぼんやりと考えてみたくなる
イノウエヤスコさんのキノコの世界。

Instagramの投稿では、森で見つけた
たくさんのキノコが生き生きと紹介されています。
ぜひ、その世界を覗いてみてくださいね。

▶︎イノウエヤスコさんのキノコの世界、写真はこちらから